1年で一番寒さが厳しい季節
2022年1月20日から
二十四節気では『大寒(だいかん)』
七十二候では『款冬華〔ふきのはなさく〕』です。
個人的に歳時記が好きで、手帳にも二十四節気と七十二候を書いてます。 歳時記に関する本も好きで、季節と共に食との関わりが深いこともあります。 食べ物の『旬』を大事にしていきたいと思っています。
1月の旬の食材
魚介類
タラ、フグ、アンコウ、キンメダイ、メヒカリ、伊勢エビ、ナマコ、赤貝
野菜・果物類
ゴボウ、春菊、小松菜、水菜、カブ、ワサビ、レモン、金柑
冬の食材の話
コマイを漢字で書くと『氷下魚』。タラの仲間で氷に穴を開けて釣り上げるそうです。
アイヌ語で『小さな音がする魚』という意味。
氷点下の屋外で乾燥させたコマイの干し物は『かんかい』
普通にこちらではスーパーでも生のコマイがパックで売られているのは見かけますが、それは北海道だけのようで、北海道以外で生のコマイを手に入れるのは難しいそう。
知らなかった…
骨がペロッと剥けて食べやすいのでコマイは好きです。
なかなか食べる機会というか、私は食べたことがありません。
冬の味覚としてその名が挙がるフグ!
お刺身にすれば「てっさ」鍋にすれば「てっちり」といいます。
フブには部位によって猛毒があるので、当たると危ないということから「鉄砲」と呼ばれていました。これに転じて「てっさ」、「てっちり」の呼び名がついたそう。
いつか食べてみたいですねぇ。
風邪予防にはキンカン。皮ごと食べられるのでビタミンCが多く摂取できます。
のど飴もキンカン味があるので、効果があるんだろうなぁと推測。
春菊も旬の季節。
春菊は食べる風邪薬ともいわれ、呼吸器系や胃腸を整える成分があります。また自律神経を整える働きを持っていることもわかってきました。
すき焼きに入れると、肉の脂っこさが春菊でサッパリしますね。
真冬のスーパーでは本州産がメインに売り場に置かれています。色んな食材が並んでいるのを見ると産地リレーが整っているんだなぁと感じ、ありがたくなります。
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